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ディズニーの従業員満足 〜 サンクスデー

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ディズニーのアルバイトのサンクスデーとは?

ディズニーランドのホスピタリティは、従業員満足の上に成り立っていいると先のページに書きましたが、それは単に各々の従業員がディズニーが大好き、という気持ちだけで成り立っていいるわけではありません。
そこには、ディズニーが従業員満足を高めるためにいろいろな施策があり、その一つがディズニーランドで年に一度実施されている「サンクスデー」なのです。

「サンクスデー」とは、閉園後の夜に東京ディズニーランドをアルバイトのために貸し切り、社長を初め役員、社員が運営スタッフとなってバイトをもてなすというものです。

当日は通常営業は7時で閉園し、その後8時から10時半までバイトのための貸し切り状態になります。入り口では役員や社員がバイトを出迎えたりあめ玉を配ったりします。アトラクションや店舗は一部閉まっているものの、グッズなどは割引価格で購入できたりもします。

そしてシンデレラ城ではセレモニーと共にミッキーマウス達が繰り広げる特別なショーが繰り広げられるのです。

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また、30周年には2日間、家族も招待できる「サンクス・ファミリーナイト」も開催され、2日間合計で2万8千人が参加しました。

参加したアルバイトのキャストは、「このサンクスデーのためにがんばれる」「バイトのためにここまでしてくれる会社は他にない。やる気が高まる」と話していたそうです。

こういった企業側のアルバイトにも感謝の心をもち、実践する姿勢は必ず従業員にも伝わり従業員満足が高まるのです。そして、その感謝の気持ちがお客様にも転嫁され、ディズニーランドのホスピタリティ力の高さにつながっているのでしょう。

一般の企業やお店でここまでできるところは先のインタビューのように無いかもしれません。しかし、企業側が従業員に対して感謝の気持ちを持ち、何らかの形で従業員に伝えることができれば、今よりも従業員満足は高まるでしょうし、結果顧客満足につながり、売上が向上する結果になるでしょう。

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